IH対応の鍋の選び方|磁石で一発チェック!
どんな鍋でもIHコンロで使えるの?
IHコンロは電磁誘導によって鍋自体を加熱するため、すべての鍋が使えるわけではありません。 磁力に反応する素材でないと加熱されません。 そこでおすすめなのが「磁石チェック」という簡単な方法です。
1. 素材が重要な理由は?
IHはコイルによって磁場を発生させ、鍋底にうず電流を生み出します。 この電流が抵抗熱に変わり、鍋が直接加熱されます。 つまり、鍋は磁石にくっつく素材である必要があります。
2. 磁石チェック:最も簡単な確認方法
磁石を鍋の底にくっつけてみましょう。
- ピタッと強くくっつく → IH対応!
- くっつかない、または弱く反応 → 非対応!
ステンレスでも、種類によっては非磁性のものがありIH非対応の場合があります。 アルミ、銅、ガラス、セラミックなどは、特別なIH対応底面がなければ使用できません。
3. 「IHマーク」があれば安心
多くの鍋の底面には、「IH」「Induction」またはコイルのマークがついています。 これはメーカーが公式に「IH対応」と保証しているマークで、磁石チェックよりも確実です。
4. 鍋底の「平らさ」も重要!
鍋底がIH面にピタッと密着することで、効率よく静かに加熱されます。 反っている鍋底だと、ムラ加熱や音が発生したり、電力のロスにつながります。
5. おすすめの鍋素材とタイプ
- 磁性ステンレス(18-0): シンプルで使いやすい
- ホーロー加工の鋳鉄鍋: 保温性に優れ、見た目もおしゃれ
- 三層構造底面: アルミ+ステンレス+磁性層で熱伝導とIH対応を両立
まとめ:磁石ひとつでOK!
IH対応鍋の選び方はとてもシンプル。 磁石がくっつけば基本OK。 さらに「IHマーク」付きなら安心して使えます。 正しい鍋を使えば、IHの性能を最大限に引き出し、安全・効率・時短にもつながります。
